大阪府立大学受験に愛用した英文法参考書の定番 徹底例解ロイヤル英文法、ロイヤル英文法問題集


              はしがき

・本書の初版刊行以後に新たに刊行、改定された英米の文法、語法書と辞書を子細に比較検討し、記述を刷新して内容の正確さを期した。
・英米のコーパスを絶えず検索し、語法の実情を確認して正確さを期した。
・インターネットの8割近くが英語で書かれている実態を見ながら、逆に誤りやすい点を参考にして、実用的な正しい口語文法の記述に重点を置いた。
・談話の機能を重視する点から、いわゆる談話語句を含む実用的な会話慣用表現300を精選して、それらの文法的裏付けと機能を明示した。
・基本的重要事項である本文解説と、ややレベルの高い注記、さらに最新の情報を提供する参考記事を明確に区別して、学習の便を図った。
・付録に新たに句読法の解説を追加し、索引欄をさらに充実した。
・相互参照をこまめに付けて、理解の助けになるようにした。
・用例文は、実用的な用例を広く英米の資料を通じて収集し、これに基づいた文を Petersen 氏が徹底的に検索して、さらに加筆、削除などをした。
・英米の地域別、口語調と文語調、丁寧さの度合いなどを可能な限り解説して、現代の生きた英語が身につくようにした。
・初版刊行以来旺文社に寄せられた全国の先生方や学生諸君その他からの膨大な質問を整理して、注や参考記事の補足、あるいはQ&Aなどに生かした。

 以上の方針に従って、重要な事項を可能な限りわかりやすく述べることに心がけた本書が、読者の座右の書として役立つことを願うものである。

                          綿貫 陽

             本書の構成

 文法事項を大きく24の章に分け、これをさらに72の節に区分し、各節に合計395の大項目(§)を置いた。章の配列は、まず文について解説した後、主部の中心となる名詞とそれに付随する冠詞、代名詞・疑問詞を取り上げ、修飾語となる形容詞・副詞とそれに関連する比較をまとめて示した。
 次に文法上最も重要といえる動詞に関するものをまとめて並べた。すなわち、動詞・時制・助動詞・不定詞・分詞・動名詞・法・態などである。次いで、節や語句のつながりを狙う接続詞・関係詞・前置詞などについて解説をしてから、英文の特性である、一致、時制の一致と話法、否定、倒置・省略・強調・挿入などを扱い、最後に文の転換で全体をまとめる形をとった。
 こうすることによって。日本人に苦手な冠詞や前置詞についても、名詞・代名詞などとともに、類書にない詳しい解説ができたので、どこを読んでも、英文法としての必要な事項はほとんどすべて解決できると思う。

巻末
付録1類例リスト
付録2句読法
索引
1.文法事項索引
2.英文語句索引
3.日本語表現索引
4.機能別会話慣用表現・談話語句索引
参考欄一覧

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索引

                           

 

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