はじめに
現状のような高校生に対して,どのような数学教育をしたらいいのか,どのような書物を提供したらいいのか,それがわたしたちの懸案であり課題でした。費やす努力に対しできるだけ大きな成果がひきだせる本ー熟慮を重ねて生み出されたのがこのような書物です。
この本は最も標準的で応用の広い例題と演習題で構成されています。例題に対しては最もやさしく,わかりやすい解法が述べられ,なぜ,そのような考えかたをし,そのような定理・公式を用い,そのような計算をしたのか,という理由ひとつひとつ行を追いながら解説されています。
各例題に対しては,それと内容や構成がまったく類似した演習題がつけられています。例題の解法が理解できた人ならばかならず解けるはずの問題です。ただし,数学は自分で解く練習を積み重ねなければ上達しない科目ですから,演習題は例題よりすこし難しめの問題が選択してあります。
まず,数学は楽しく勉強してください。勉強はじめのつらさを乗りきれば,あとは口笛を吹きながらの勉強でも上達するものです。
あとがき
1対1対応の演習シリーズは、入試問題から、基本的あるいは典型的だけど重要な意味をもっていて、得るところが大きいものを精選し、その問題を通して、入試の標準問題を確実に解ける力をつけてもらおうというねらいで作った本です。
さらに、難関校レベルの問題を解く際の足固めをするのにも最適な本になることを目指しました。
教科書にしたがった構成ですので、学校で一つの単元を学習した後でなら、その単元について本書で無理なく入試のレベルを知ることができるでしょう。
(大学への数学1対1対応の演習 数学Ⅲ 抜粋)
商品説明
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商品説明
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